15.77歳 ワンクリック詐欺にあう(実話:①被害額は・・・)
えっ~↗ ま・さ・か・・・・・・
77歳の父が「ワンクリック詐欺」に遭いました。
2021年5月23日(日)77歳の父が「ワンクリック詐欺」にあったのです。
20:00に警察が父の自宅に来る騒ぎにまでなってしまいました。
父の場合の「ワンクリック詐欺」は、勝手に送られてきたパソコンのメールに記載されているURLをクリック。
パソコンのデスクトップ上に「パソコンがウイルスに感染しました」というホップアップが何度も表示さます。
「直すにはこちらへ」というメッセージ通り電話をしました。
電話をかけた相手に、パソコンを勝手に操作させられ、60000円の●●を購入させられる詐欺にあったのです。
私が父の異変に気づいたのは、17:00頃。
私が父に電話をしても、ずっと話し中。
ん? おかしいな~。
父が40分続けて長電話をしているなんて??
父は長電話をするような人ではありません。
「父は携帯電話の電話を切っていないのかな?」
「携帯電話でずっと話し中ってある??」
私の脳裏には、嫌な予感・・・ 父が倒れている?、まさか携帯電話が切れていないってことあるのかな?? など、など不安が募ってきました。
5月23日は、私と、主人、娘と3人で、82歳で一人暮らしをしている主人の母に会いに行っていたのです。
父が被害に遭う1週間前
父から田舎の仙台から「お米が届いたから時間があるとき、取りにおいで」と言われていました。
主人の母の家の帰り道、父の家に立ち寄り、「お米だけ受け取って帰ろう」という話になりました。
車の中から父に電話をしたところ、父の携帯電話が話し中です。
主人の母の家と父の家は車で30分ぐらい離れています。
父とは連絡が取れていないけど、「とりあえず父の家に行ってみよう」ということになりました。
車で父の家に到着するまで、車の中から、何十回も電話をかけ続けました。
ずっと話し中。
私は、電話がつながらない間中、不安で胸がいっぱいでした。
父の家に到着。
父の家のインターホンを押し「ピンポーン」
インターホンを押している間も電話をかけ続けていましたが、電話は話し中。
すると・・・
玄関の鍵が開き、家の中から電話中の父が玄関を開けてくれました。
その瞬間、私は、本当に父は電話中だったのだと、父の姿を見て認識しました。
父:「いいところに来てくれた」
父:「てっちゃんはいるか?」と聞いてきました。
てっちゃんとは私の夫の事です。
私:「いるけど、どうしたの?」
父:「どうもこうもないよ。15:00からずっとパソコンが直らなくて困っているんだ」
父のパソコンを見た瞬間!!
私は、父のパソコンが誰か知らない人に乗っ取られていることに一瞬で分かりました。
父がパソコンを操作していないのに、誰かがパソコンの画面の中でマウスを動かしています。
私は、すぐに外で車を止めている主人を呼びに行きました。
主人も父のパソコンを見て、すぐに父のパソコンが誰かに乗っ取られていることに気づき、
主人は、電話をしている父に「電話を切って下さい」と告げました
父は、「30000円を支払ってもパソコンが直らず、電話も切らせてもらえない」と主人に訴えました。
主人は「お父さん電話を切って下さい」と告げ、父は電話を切りました。
電話を切った後、主人は「お父さん詐欺に遭っています」と言いました。
父:「え~↗(驚き)」
父は私達が到着するまで、自分が詐欺に遭っているとは思ってもいなかったのです。
主人は父にこれまでの経緯を聞き始めました。
後編(②詐欺の手口)へ続く・・・