6.『ぶんごさん』のルーツ探し (どんな人?)
しょうたくん
アルバムの2ページ目には、ぶんごさんの知り合いの人と撮った団体写真
半ページ全部を使う大きな写真
3列 14人で全員、家のような、木造の建物の前に立ってます(何の集まりだったのでしょうか?)
写真の2列目、一番右端に立っています。
ぶんごさんは、袴を履いていて着物の上に羽織りを羽織っています。
足下は草履を履いています。
ぶんごさんは、とても細く小柄な人でした。
「中年太りせず、細身ですごいなぁ~」
その写真から感じた私の印象です。
写真の後方一番真ん中には、たみさんが着物を着て立っています。
たみさんは、ふくよかな体型。
髪型は、結婚式の時に花嫁さんが和装の着物を着たときに結う『高島田』
頭の真ん中の根元を高く仕立てた上品な形
どうやって結わくのかな~
そんな疑問を持ちながら100年前の写真にのめり込んでいました。
写真にのめり込んでいると父が私に話しかけてきました。
「父:よこやまけは武士の家だったんだよ」
「父:とても裕福でお手伝いさんがいたんだよ」
「私:アルバムの中の人が、誰が誰だが分からないよ」
「父:今となっては誰が誰だか分からないよ」
3ページ目のアルバムの中には上下に2枚の写真があります。
上の段の写真は、おそらく足袋を履いているので、部屋の中の写真
下の段の写真は、革靴を履いているので、外で撮った写真
上の写真のすぐ下には、付箋のようなものに『祖父 前列右二人目』を書かれています。
これは、おそらく『さだこさん』が書いたもの。
父のために、このアルバムを残してくださったのでしょう。
付箋に書かれている『祖父 前列右二人目』という書き方の視点は、父から見て祖父になります。
さだこさんから見てぶんごさんのこと書くときには「父」という書き方になります。
この付箋の祖父(ぶんご)という書き方を見て、あきらかに私の父のために残してくれたアルバムだったと気づかされました。
さだこさんの私の父への愛情が伝わってきました。
さだこさんの戦死した兄の子供が父であるため、お兄さんへの愛情も見えてきます。
さだこさん、父のためにアルバムを残してくれてありがとうございます。
私が『よこやまけ』の記録を残そうと思ったのも、さだこさんの思いが私に伝わったからです。
『よこやまけ』は、人が人を思う『愛』あふれる家族だというが分かるエピソードです。
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