よこやまけ

『しょうた』という名前の由来を伝えるために・・・ おばが甥っ子に残す事実の記録です。

2.『よこやま』という名字が嫌いでした(ふぁみりーひすとりーの始まり)


しょうたくん


私は子供の頃『よこやま』という名字が嫌いでした。


今、52年の時を経て『よこやま』という名字を誇りに思っています。
 
『よこやま』という名前が好きになるまで、52年もかかってしまいました。
 
今では、『よこやまけ』に生まれたことに『ありがとうございます』という感謝の思いでいっぱいです。
 
『よこやまけ』は、人が人を思う『愛』あふれる家族です。
 
さだこさんが残してくれた1冊の『アルバム』があります
 
アルバムには、100年前の『よこやまけ』に出会えます。



しょうたくんには理解しがたいかもしれないけれど、
『よこやま』という名字が嫌いだったのは、『あいうえお順』で
『よ』が最後の方だったからです。
 
今考えると本当にちっちゃな事ですよね。




1960年頃、私が小学校に入学した学校の教室の机の座席順は『あいうえお順』でした。
 
新学期が始まり、初めての教室に机が並んでいます。
 
『よこやま』の『よ』の席は『あいうえお順』で最後。
 
『よこたさん』や『わたなべさん』が『よこやま』の後ろにいないと、
一番最後になってしまいます。

1960年頃の学校は、出席確認など、ほとんどが『あいうえお順』でした。
 
唯一、『あいうえお順』でなかったのは体育の時ぐらい。




新学期のはじめに必ずある身体検査
 
身体検査の時は保健室まで行くのに、『あいうえお順』で2列に並びます。
 
クラスの人数が39人と奇数だと最後に一人余ります。
 
それが私。。。
 
クラスの人数が40人で偶数人だとしても、誰か欠席をすると奇数の人数になり、一人余ります。
 
それが私。。。
 
子供の頃は、『あいうえお順』で並ぶと最後になる『よこやま』の名字が嫌いでした。



保健室で健康診断を終え、教室に戻ると、すでに授業は始まっていて
教科書の何ページを今、先生が説明しているのか分からなく
隣の席のお友達に小声で『今何ページ やっているの?』と聞いていました。



私は、母に
「自分が結婚するときは絶対に『あいうえお順』の真ん中の名字の人と結婚する!!」と
いつも、母に八つ当たりをしていました。
 
結婚する時、相手の名字を選んで結婚することは難しいですけどね(笑)
 
小・中・高校時代の出来事が『よこやま』という名字を嫌いにした理由です。




この話にはオチがあります。
 
私の結婚相手の名字は『こばやし』
 
『よこやま』から『こばやし』へ
 
名字を選んで結婚した訳出ないのですが、私の願いは叶ったのでした。
 
でも・・・今の小学校は生まれた『お誕生日順』に並ぶと聞いています。
 
今私が小学生だったら、『よこやま』という名字は嫌いになっていなかったのかしら??


あいうえお
あいうえお
ひさかたチャイルド
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