しょうたくん
① 自分に『愛情を持ってしかってくれる人』を見つけること
② 自分に『愛情を持ってしかってくれる人がそばにいる』こと
この2つが、夫婦を長続きさせる秘訣だと私は考えています。
私にとってこの2つの役割をしてくれている人は父です。
とても大切な存在です。
1996年、結婚6年目に起きた実際の出来事の実話をお話しします。
長男5歳、長女2歳、私は専業主婦の時です
父との電話での会話です
私:「え~ん ↗ (泣きながら)お父さん~」
父: 「どうした?」
私:「てっちゃん(私の夫)とうまくいっていなの。喧嘩ばっかり」
私:「てっちゃんの仕事から帰ってくる時間は終電間近だし、子供の事は私一人が見ているんだよ」
父:「・・・」
私:「てっちゃんは仕事が忙しいって言ってるわりには、子供がいるのに、仕事帰りに会社の人と飲みに行ってばかりで、お金をつかってくるし(怒)」
私:「私だって、自由にお買い物に行きたいし、友達と遊びに行きたし・・・
てっちゃんは、子供がいるんだからまっすぐ家に帰ってくればいいのに・・・・
私:「てっちゃんは帰ってくると、私と話もせずに、すぐにご飯を食べて、お風呂に入って寝るから子供の事を話す時間がなくて」
永遠と私は、父に夫婦の喧嘩話を続けていました。
すると・・・
父:「お前はどうしたいんだ」
私:「・・・」
父:「てっちゃんは何も悪くないぞ」
父:「おまえのそんな態度じゃ、てっちゃんの気持ちが離れていくのは当たり前だ」
父: 「てっちゃんは、家に帰ってきてからご飯も食べているんだよなぁ?」
「給料を全部、家に入れているんだろ?」
「家にいるときは、子供の事もちゃんと見てくれているんだろ?」
私:「うん」
父: 「結婚して何年だ?」
私:「6年目」
父: 「男は、仕事に夢中になりたいときがあるんだ。夢中になる時期があるんだ」
「仕事が終わった後、飲みに行ったときに本音で話せることもあるんだぞ」
「結婚6年目だと、子供たちの事も一段落して、自分の家庭生活に余裕が出てくるだろう」
「てっちゃんが仕事に夢中になるのは普通のことだ(怒)」
父:「分かるか?(怒)」
私:「だって~」
主人の愚痴を続ける私に・・・
父:「お前のそんな態度では、てっちゃんに嫌われちゃうぞ」
「そしたら離婚だ。 お前は1人で2人の子供を養っていけるのか(怒)」
私:「・・・(超 大泣き中)」
父:「お父さんが厳しいことを言っているように聞こえるかもしれないけど、
「それはなぁ 『お前がかわいい』からあえて厳しいことを言っているんだ」
「お前の心を入れ替えなさい」
「お前の態度を変えなさい」
「てっちゃんにやさしく接しなさい」
「わかるか?」
私は、父との電話を切った後、父の言葉を思い出しながら、ずーっと泣いていました。
自分の母親や、主人の母や、友達に夫婦の愚痴を言ってきましたが、
私の話に同調するひとばかりで、父のように私を怒ってくれる人はいませんでした。
父の言葉が私の気持ちの中に深く入り込みました
父が私をしかってくれなかったら、父が私を怒ってくれなかったら、私の夫婦生活は続いていませんでした。
これは、断言できます。
父の言葉がなかったら、私は離婚していました
とてもつらかったです。
自分の周りに「愛情をもって自分をしかってくれる人」がいることはとても重要なことです
自分が苦しいときには、どうしてもつらいので、自分を慰めてくれる人に行きがちです。
ですが、本当に自分がつらいときに「自分を愛情を持ってしかってくれる人」の話に耳を傾けること。
これが、自分を良い方向に向かわせてくれる秘訣です
夫婦関係悪くなったとき、自分をかばってくれる人に頼りがちです
必ず自分に愛情をもって厳しいことを言ってくれる人がそばにいるはずです。
自分の周りを探してみてください。
自分が幸せになる方法は、幸せな人の側にいること。
自然と自分が幸せな人になっているはずです。
父親と仲良くする方法(きっかけ探し)
しょうたくん
15年という長い間、お父さんと一緒に暮らしていないしょうたくん。
しょうたくんのお父さんとお母さんの夫婦関係がうまくいっていたら、しょうたくんはお父さんがいない生活ではなかったはずです。
お父さんの事をお母さんから「どんなふうに聞いていますか?」
19歳のしょうたくんが、父さんに会いたいと思っても会う「きっかけ」がないんですよね。
お父さんに会いに行く勇気が必要だと思ってしまいますよね
しょうたくんのお父さんも、しょうたくんと同じで、子供に会いたいと思っても会いに行けないんですよ。
お父さんの方も子供に会いに行くための勇気とお母さんへを気遣いがあると思います。
お互いが会う「きっかけ」って、どうやったら出来るのでしょうね。
しょうたくんのお父さんは、いつでもしょうくんが会いに来てくれたら会ってくれますよ。
しょうたくんが会いに来てくれたら、喜んでくれますよ。
しょうたくんのお父さんの姉である私が、そのきっかけ作りができれば光栄です。
会うことが幸せだとは限らないけれど、お互いが相手を思う気持ちは持ち続けていてくれるといいなぁと思います。
「お父さん」って、とてもいい存在ですよ。
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